はじめに(あれ?もしかしてどん底ってこれ?)
はじめまして、キムラユと申します。
広告代理店にて20年近くサラリーマン生活を続けていました。
楽しい時は一瞬でつらいことが多い環境でしたが、
それでも「職場の仲間のために」っていう思いで仕事をしてました。
でも2017年春先。激務で倒れました。
原因は婦人科系の病気。
手術をしてすぐに復帰予定が、持病の影響で手術できず。
自宅療養をしばらくすることにしたら、
会社から添付ファイルがついたメールが一枚ぴろっと。
「会社やめてね」
え?そんなことってあるの?ひどい!っていう言葉よりも、
「今まで頑張ってたつもりだったけれど、わたしの仕事は認めてもられなかったんだ。わたしは必要な人間じゃないんだ」
っていうことにかなり動揺しました。
お客さんから「明日の朝に欲しいの」と夕方に急に仕事を投げられても。
夜23時からミーティングでも。
ここで誰かががんばらなきゃ、会社の業績がもっとひどくなってしまう。
クライアントに嫌われてしまう。
だから頑張ろう、と歯を食いしばっていたんです。
ところが実際やめてみてどうでしょう。
まだいる人々は「大変だヨゥ」と言いながらも会社はつぶれていません。
わたしが苦笑いと「大丈夫ですよ」っていう無理をした我慢ワードを吐かなくても
会社は廻るんですよ。
「人生、詰んだ、なんだこれ!」と、はじめて口にした瞬間でした。
でもですね。
だんだん時間が経つうちに、わかってきました。
会社がわるいんじゃない、わたしが悪かったんだと。
会社のせいにして、自分の健康をおろそかにしてたしました。
自分をおさえて、他の人の意向を優先させてました。
ほんとうはいいたいことがあったのに。
やりたいことがあったのにー。
ほんとにはやりたかったこと。
課題を解決するサービスを実体化すること。それは広告コミュニケーションではできないこと。
にもかかわらず、それをクライアントの広告コミュニケーションで叶えようとすることが
そもそも無理だったんです。
しばらく療養生活をしていると、
会社に属していなくても「あ、こういうサービスがあったら○○さんにいいな」
「どうしてこういう問題解決のほうほうがないのだろう」という疑問がポンポンあがってきたので、
毎日コツコツと書き溜めてました。
それを実体化させるためにはどうしたらいいんだろう。また会社をさがす?
いやいや。今は自分で実体化できる時代です。
そのひとつがアプリ制作。
今はアプリ制作はもうからないと言うひともいますが、
「まだ課題を解決する」アプリはまだまだよちがあるように思えます。
そして、今年、というより先日、Metro’s Gnome Tokyoというアプリを
つくりました。=の意味もわからず、英単語の意味がわかっても、それがプログラムで
どういう意味かわからないという状態で始めたのが今年7月。
そこからなんとかいろんな人に助けれられ、10月はじめにリリースしました。
作りとしてはまだまだです。
でも自分としてはこれからこのアプリをもっと育てたい。
もっと他のアプリも作りたい。
そのためにスキルをみにつけたい。
だから、自分のスキル理解を促進するために、
アプリの文法swiftに関するブログを書くことにしました。
また、自分が作っているアプリのことに関しても書こうと思います。
サラリーマン生活20年近くと書いたように、
わたしが40歳越えということがおわかりですよね。
それでもアプリは作れました。
そして、「あーわかんない!」と叫びながらも充実した毎日を過ごしています。
さらには、アプリの文法理解を通じて、「これって会社で働くことと同じだよな」と
仕事の仕方について理解をすることもできました。
アラフォー、アラフィフの人にもアプリ制作をやってみていただけたらなぁと思います。
よろしくお願いします。